イタリアンに関する知識を基本からご紹介します

イタリアン入門

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イタリアワインの特徴と代表的な銘柄

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イタリアは、隣国のフランスと生産量世界一を競うほどのワイン大国です。なんと20州全土でワイン造りが行われており、その味わいは非常にバラエティーに富んでいます。イタリアワインの最大の特徴は、その多様性にあります。南北に長く伸びた地形はその気候も変化に富んでおり、栽培されているぶどう品種や栽培方法も地域ごとに大きく異なっています。

赤ワイン

イタリアの赤ワイン用ぶどう品種には、ピエモンテ州の「ネッピオーロ」や、キャンティに使用される「サンジョベーゼ」に代表されます。おもな銘柄としては、イタリアワインの王様と称される、ピエモンテ州の「バローロ」、そのバローロと同じぶどう品種で造られる、より繊細で柔らかな個性を持つ「バルバレスコ」、またトスカーナ州のシエナで造られる、長熟タイプの最高峰「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」、同じくトスカーナ州産のイタリア定番の赤ワイン「キャンティ」などがあります。

白ワイン

イタリアの白ワイン用のぶどう品種の代表的なものとして、イタリアで最も多く栽培され、フルーティーですっきりとした味わいが特徴の「モスカート」があります。また、ほかにはトスカーナ州やエミーリア・ロマーニャ州を中心にイタリア全土で広く栽培され、麦わら色のワインらしい色をした、さっぱりとした辛口白ワインの原料となる「トレッビアーノ」などがあります。銘柄としては、イタリア北東部のヴェネト州で造られる「ソアヴェ」が、イタリアを代表する白ワインになります。そのほかには、ピエモンテ州の「ガヴィ」なども有名です。ちなみに、なぜ白ワインは赤ワインと違い無色または黄金色をしているのかという点ですが、原料となるぶどうのアントシアニンの有無が影響しています。赤ワインの原料となる黒ぶどうの皮には色素であるアントシアニンが含まれていますが、白ワインの原料の白ぶどうには含まれていないのです。(ただし一部の白ワインには、黒葡萄を原料としているものもあります。)

ロゼ

赤ワインと白ワインの中間、淡いピンク色や橙色をしているワインをロゼワインと呼びます。黒ぶどうを原料とするところまでは赤ワインと一緒ですが、製造の途中で皮や種子の浸漬を短い時間で行うため、赤ワインに比べて色素が濃くならないのです。有名なロゼワインにコート・デュ・ローヌの「タヴェル」が挙げられます。ルイ14世やヘミングウェイも愛飲したと言われているそのタヴェルは、辛口の風味でしっかりとしたアルコールと風味を有しています。ロゼワインは比較的飲みやすいものが多いので、慣れない内はインパクトのあるものでしょう。ボルドーやブルゴーニュの一部でもロゼが作られているので、地域によって違う風味を楽しんでみてください。

スパークリングワイン

また、発泡性のスパークリングワインは、イタリア語で「スプマンテ」と呼ばれます。最近は日本でも多く見られ、手頃な値段でコンビニに置いてあるものもあります。ヴェネト州で生産される「プロセッコ」というぶどう品種がおもに用いられます。代表的な銘柄には、ピエモンテ州で造られる、優しい甘さが魅力の白ワインのスプマンテで食前酒や食後酒として飲まれることの多い「アスティ」、ロンバルディア州で造られる、フランスのシャンパーニュ地方と同じ瓶内二次発酵製法の「フランチャコルタ」、エミリア・ロマーナ州で造られる、珍しい赤のスプマンテの「ランブルスコ」などがあります。多くのスパークリングワインは「シャルマ方式」と呼ばれる製造方法で作られます。1846年に考案されたこの製法により、密閉されたタンクの中で二次発酵を促し二酸化炭素を発生させるため、スパークリングを含むようになるのです。

スペール・トスカーナ

ヨーロッパのワイン法は歴史を大事にする傾向があり、その土地で昔から栽培されているぶどうの品種を使ってワインを作るのが基本とされています。もちろんイタリアも例に漏れず風土と歴史を大切にしていますが、しかしトスカーナ地方だけは異端とも呼べる製法でワインを製造しています。ワイン法をあえて無視し、土壌との相性を徹底的に重視したカベルネ・ソーヴィニヨンとよばれる種を植え良質のワインを作っているのです。この製法で作られたトスカーナ産のワインは「スーペル・トスカーナ」と呼ばれており、非常に芳醇な味わいを楽しむことが出来ます。ただし生産量が少なく、ものによっては数百ユーロを超えるものも存在します。

楽しく飲むイタリアンワインの魅力

しかし、何といってもイタリアワインはウンチクで飲むものではありません。よくイタリア人が口にする「マンジャーレ、カンターレ、アモーレ」。「食べて、歌って、愛して」という意味です。美味しい料理と、愉快な時間を過ごしながらいただくのがイタリアワインの醍醐味なのです。「ワインはハードルが高い」と考える方も多くいますが、カジュアルな場でも多く愛されるお酒です。是非、気軽にワインを楽しんでみて下さいね。

 

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